2006 カナダ公演のご報告(7月5日〜7月18日)=

●参加団体:  愛知県立 豊丘高等学校 巴流 豊太鼓 (35名)
  (あいちけんりつ ゆたかがおかこうこう ともえりゅう ゆたかだいこ)
    期間:2006年7月5日〜18日

☆YOUTUBE動画はこちらをクリック → MONDIAL DES CULTURES DE DRUMMONDVILLE 2006

7月5日、午後12時55分、中部国際空港(セントレア)より出発しました。

長時間のフライトでしたが時差の関係でその日の午後3時半頃、モントリオールに着きました。
到着するとバスとトラックでお出迎えいただき無事、行事の開催地、ドラモンドビルヘ移動しました。

7月のカナダは過ごしやすく、平均気温が20度前後と、とてもさわやかな季節です。

参加国は17カ国、及び地元カナダ6チーム等。

ドラモンドビルはカナダケベック州にあり、公用語がフランス語です。
英語を話せない方も結構いらっしゃり、町並みもフランスに来たような錯覚を受けました。

行事は今年、25周年を迎える伝統あるフエステイバルです。
さすが演出・構成・行事の進行など、あらゆる面でとても素晴らしい行事でした。

海外組は総勢、600名。
これほどの人員が一緒に宿泊できる場所はさすがになく、高校の教室に組み立てベットを持ち込み、生活しました。
学校は既に7月からバカンスに入っており、校舎の施設全体を海外組の為に解放していただきました。

フエステイバル会場は公園の中に設置された仮設会場(仮設とは思えない程、立派でした)と公園内の仮設テントや会場内のあらゆる所がステージに早変わり。
メイン会場や場内の至る所で、どこかのお国のチームが必ず公演をしています。

日本チームも一日に2〜3ステージをこなしながら、国際マーケットで日本のグッズを販売して、大勢の市民の方々と交流しました。
とても人気があったのがなんと習字!
演奏の合間の交流タイムや、国際マーケットでご本人やご家族のお名前を習字が得意なメンバーが、書いてプレゼントしました。

演奏もさることながら、このような交流を通じて地元の方々や海外のチームと言葉では言い表せないほどの感動を得ることが出来ました。

期間中、パレードと約18回の公演に約10万人近い方々が、地域一帯や遠方からも見に来てくださいました。

会場でお会いしたカナダにお住まいの日本人の方は、このフエステイバルをとても楽しみにしておられ、家族と毎年の様に見に来ておられるようでしたが、はるばる日本からチームが参加しているのをとても喜んでくださっていました。

今回の行事の特徴は、地元のチーム・海外のチーム同士の交流をとても大事にしておられることでした。

行事のあらゆる面で主催者の心配りと意図を感じ取ることが出来ました。

豊丘(ゆたかがおか)高校和太鼓部の皆様はプロのチームに負けない演奏をなさり、どの会場でも Standing ovation 続きで私も目頭ウルウル状態が毎日の様に続きました。
来年も素晴らしいカナダでの行事に是非、参加したいと思っております。